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現在アジア各地で行われているAFC U-19選手権予選。東地区に先んじて行われた西地区の大会で恒例とも言える年齢詐称疑惑が持ち上がっている。それを告発したのはレバノン。グループリーグで対戦し、6-0と大敗したシリアに年齢詐称があったのではないか、と既にAFCに対して訴状を提出した。

カタールのニュースネットワーク、アル・ジャライドでは、シリアは6人が同じ誕生日で登録されており、しかも以前のユーストーナメントに違う名前、違う誕生日で登録されていたと報道されている。レバノンは試合終了後、偽造の疑いが強いとすぐに告発の手続きを始めた。

「我々はAFC規則63条に則り、試合終了2時間以内に抗議を行った」

疑惑の6選手に登録されていた誕生日は1993年1月1日。AFCの定める登録期限ぎりぎりの出生年月日であり、確かに偶然とは考えにくい。シリアは予選を4連勝、10得点無失点という結果を残しており、首位で本大会出場を決めている。もしシリアが失格になれば、グループ3位となったレバノンが繰り上がって本大会に進むことになる。

この疑惑について、元シリアサッカー協会会長のマルワン・アラファト氏は

「何の証拠もない」

と潔白を主張。またシリアU-19代表の監督を務めたハッサン・アル・サイードも

「負け惜しみじゃないか。我々の選手の年齢を告発することで、敗れた事実を覆い隠そうとしているんだろう」

ときっぱりと否定した。

(筆:Qoly編集部 K)

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