11月6日に行われたポルトガル1部リーグ、ブラガ対ベンフィカの試合は、環境が整備されている国には珍しいトラブル続きの試合となった。

試合開始から25分弱、バックスタンドの照明が消灯。これによって試合は10分中断の後に再開。ところが38分に再び明かりが消え、7分後に復旧したもののさらにしばらくして停電した。この時点で提示されていたロスタイムは20分。しかし45分が経過してからも明かりは戻らず、さらに時間が消費されていった。

復旧した頃には既にロスタイム10分以上が経過していた。ようやく明かりが点ってゲームが再開されると、ロスタイム32分が過ぎたところでレアンドロ・サリーノのクロスがエメルソンの手に当たってペナルティキックが宣告された。

これをリマが決め、ホームのブラガが先制点を奪取。その時間は45+34分。滅多に見られないカオスな記録となった。なお試合は後半にベンフィカが一点を取り返し、1-1の引き分けで終了した。

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