ルーマニアで信じられないような選手襲撃事件が起きた。
30日に行われたルーマニア・リーガ1、ペトロルル・プロイェシュティ対ステアウア・ブカレスト戦はアウェイのステアウアが36分に先制したが、前半終了間際、ひとりの男がピッチに乱入するとステアウアの代表CBジョルジェ・ガラマズの頭部を思い切り殴りつけた。
この暴挙に対してノバク・マルティノヴィッチらステアウアの選手たちも応戦したが、そのためステアウアの2人が退場処分になった模様。
ガラマズはプレー続行不可で交代となり、中断を置いてから試合は再開されたが、その後ペトロルルサポーターが選手に発炎筒が投げつけたということで、結局試合はハーフタイムでサスペンデットとなったようだ。
ピッチに侵入し暴行を働いたペトロルルサポーターの名はEnache ナ柎efan Dragoナ鼀 。男は誰にも止められることなくピッチを40メートルも疾走したうえ、その手には金属製の物体を手にしこんでいたと伝えられているが、この襲撃は1年も前から計画されていたものだったという。
男は地元の凶悪組織の一員であり、この組織はステアウアを忌み嫌っており、試合が行われる前には『プロイェシュティに立ち入るな』と警告を発していたという。
なお、途中交代となったガラマズは頭部に外傷を負ったものの、幸い骨折などはないようだ。(※その後の検査で頬骨骨折が判明)
【予備】
(筆:Qoly編集部 I)