これは今週行われたイスタンブールのビッグマッチ、ベシクタシュ対フェネルバフチェ戦で見られた光景。

一見すると終了間際に同点ゴールを許したことにホームのベシクタシュサポーターが怒り狂った様にも思えるが、そういうわけではない。

トルコでは今月23日、南東部でマグニチュード7・2の大地震が発生、多数の死傷者を出す甚大な被害に見舞われた。

寒さが増す被災地からは「毛布、薬、食物、全て足りない」といった悲痛な叫びが聞かれ、被災者は空腹と厳しい寒さに耐える日々が続いているという。

そこで、ベシクタシュサポーターは被災者支援のための企画を計画。ピッチにマフラータオルなどを投げ込んだのは寒さに凍える被災者に防寒具として使ってもらうためで、約3万ものマフラー類は被災地ヴァンなどに届けられることになっている。


震源地は南東部のヴァン(Van)などでイスタンブールは北西部に位置している

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