この夏にウディネーゼからバルセロナへステップアップを果たしたチリ代表FWアレクシス・サンチェス。移籍が決まる直前までバルセロナ以外からも移籍の打診を受けていたようだが、本人は「バルサへ行く」という思い一筋だった様子で、クラブ側も目先のお金よりも彼自身の希望を最大限に汲んだようだ。『Ona FM』に出演したウディネーゼの会長ジャンパオロ・ポッツォが当時のことを語った。
「(サンチェスの移籍は)最終的には、移籍金2600万ユーロの他に条件次第ではさらに1100万ユーロを上乗せするという形でバルセロナとの話し合いを終えたよ」
「しかし、我々にとっては交渉は簡単なものではなかった。サンチェスは『バルセロナ以外とは契約したくない』と心に決めていたんだが、バルセロナよりも高額のオファーを提示するクラブがイングランドから現れたりしたからね。その中の一つであるマンチェスター・シティに至っては、4500万ユーロさ・・・。その話を断るのは難しかったよ」
(筆:Qoly編集部 T)