ナポリの現地メディアによると、マンチェスター・シティは、“スイスのメッシ”こと、ジェルダン・シャキリの獲得を検討し始めたようだ。同メディアは、「シャキリに対しては予てからナポリが強い関心を抱いていたが、今夏に招き入れることが出来なかったため、今冬は、アーセナル、ニューカッスル、さらに、マンチェスター・シティという強者との獲得レースに臨むこととなる」と報じた。
シャキリは、旧ユーゴスラビア出身で、アルバニア人の両親を持つ20歳のレフティー。“スイスのメッシ”とも呼ばれるように、アジリティー、加速力、吸いつくようなボールコントロールを武器に敵陣を切り裂くドリブルを最大の武器としている が、ピッチをかなり自由に動き回り、中央でのボールを受けてからのスルーパス、右サイドからのカットイン、左からのクロスなど、そのプレーは多彩。09/10シーズンにバーゼルでプロデビューを果たすと、32試合4ゴールの活躍で、最優秀新人賞(Nachwuchsspieler des Jahres)を受賞。その勢いのまま2010年ワールド杯スイス代表メンバーに滑り込み、EURO2012予選のイングランド戦では代表初ゴールもあげている。
(筆:Qoly編集部 T)
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