現在、太ももの裏の筋肉を痛め、リハビリメニューに専念しているセスク・ファブレガス。ここ数年は故障頻度が増加しており、彼の将来を懸念する意見も多いが、「その原因はアーセナルにある」と嘘のような本当のような見解を示したメディアが現れた。スペインの『Marca』である。
同メディアは、「セスクが筋肉系のトラブルを起こす直接的な原因は、16歳の頃からトレーニングを積んでいたアーセナルでの日々に大きな問題があったからだ。彼は若い頃から30歳の選手が行うような練習をし、ちゃんとした休養ももらえなかった。専門家たちが『年齢に応じたトレーニングを組めば、長期離脱は避けられる』と明言していることからみても、この時期については大きな問題だったように感じる」と綴り、アーセナルの練習方法を批判。「実際、セスクが個人トレーナーのフアン・フェランドと練習をするようになってからは怪我が減っており、長期間欠場せずにプレーした時期もあった」と補足し、考えをまとめた。
当然、アーセナルの全ての練習に問題があるとは言えず、『Marca』が示した説も珍しくバルセロナの手法を遠まわしに推している感もあるが、「アーセナルの選手は怪我が多い」とは昔からよく言われている話であり、現地のファンブログなどでは「一見すると無茶苦茶なように思うが、完全な見当違いとは言えなくないかもしれない」と同調するグーナーの声もあるようだ。
(筆:Qoly編集部 T)