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2011年8月26日(金) - スタッド・ドゥ・ラ・リコルヌ(アミアン)
Amiens SC
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Boulogne



3部からの昇格組であるアミアンとブローニュの一戦はお互いに攻め切ることが出来ずスコアレス・ドローで終了した。昇格候補の一つであったブローニュは、開幕からなんと5試合連続で引き分け。苦しい状況から抜け出せない。

試合開始からボールをキープするのは力量で勝るブローニュ。先日かつてナントやオセールでプレーした名ウイング、オレリアン・キャプーを補強。さらに戦力の増加に成功。技術力がある2列目とウイングの仕掛けを武器に、中盤をほぼ完全に支配した。

21分には中央での速い繋ぎから右に展開、シャンシがオーバーラップから入れたクロスをアラールがヘッド。惜しくもボネフォワの正面に飛んだが、この試合最初の決定機を創り出した。

ところが、攻めていたはずのブローニュに前半訪れた決定機といえばそれくらい。確かにデュカテルのゲームメイクを生かしつつファビアンやルセがサイドに進出、ガセとシャンシがサポートする展開は良かった。しかし、いざクロスボールを送るとなると、ペナルティエリアに入ってくる選手が少なすぎた。

ターゲットがアラール、あるいはもう1枚くらいのもので、押しこんでいるにしてはゴールを取りに行く強みが乏しい。キャプー、ルセはウイングタイプ、デュカテルはボランチ。ファビアンは普段はサイドバックを務めている選手。シャドープレーが出来る人間がベンチも含めてほとんどいない。攻撃の機会をチャンスに繋げられなかった。

一方、序盤は一方的に押し込まれる状況となったアミアン。しかし意外にピンチは少なく、試合の状況にも適応。最初はただ蹴るだけのカウンターに賭けていたフシがあったが、時間が進むに連れて前線の4人の足元に繋ぐ意識が向上。抜群のスピードとパワーを持つバジール、トリッキーな技術を持つハルブシ、精力的な飛び出しと強引なプレーが魅力のジャバラ。彼らに預けさえすれば個人の能力でそれなりにチャンスが作れる。その確証を得たということだろう。

後半はゾビリに代えてナンシーから獲得したバンジャマン・ギャヴァノンを投入。彼が前線でつなぎ役となりさらに攻撃力を高めた。しかし後半何度も裏に飛び出したジャバラがチャンスをモノに出来ず、こちらもゴールネットを揺らすことが出来なかった。

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