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2011年8月23日(火) - エスタディオ・ヘネラル・フランシスコ・モラサン(サン・ペドロ・スラ)
Real Espana
1
0-1
1-0
1
Colorado Rapids
フリオ・ロドリゲス
87'
得点者
45'
ラレントウィッツ


CONCACAFチャンピオンズリーグのグループB第2節レアル・エスパーニャ(ホンジュラス)とコロラド・ラピッズ(アメリカ)の一戦は1-1の引き分けに終わった。

試合はアウェイのコロラドがかなり守備的な姿勢で臨んだこともあり、ほぼ90分間レアル・エスパーニャがボールをコントロールする展開に。しかし拙攻、コロラドのGKセウスの好守、また、クロスバーにも嫌われたレアル・エスパーニャはなかなかゴールを奪えず、前半ロスタイムにはワンチャンスからラレントウィッツのシュートが決まり、よもやコロラドが先制する。後半も全く同じような状況が続き、そのままコロラドが逃げ切りかと思われたが、試合終了間際、クロスボールをヘディングで跳ね返した木村光佑のクリアを元ウルグアイ代表フリオ・ロドリゲスが右足ボレーで合わせ、土壇場でレアル・エスパーニャが同点に追い付く。このゴールで勢いの付いたレアル・エスパーニャだが時既に遅く、1-1で試合は終了。

レアル・エスパーニャにとっては勝ち点1を拾ったというよりも内容を考えれば勝ち点2を失った試合と言え、コロラドは逃げ切れなかったが幸運な勝ち点1である。しかし敵地とはいえ、この消極姿勢、引いているにも関わらずルーズな守備を見ると大会の上位進出、また、打倒メキシコ勢は難しく感じられた。

さて、日本人の木村光佑だが、上述の同点弾を許すクリアは不可抗力に近いものであるが、全体の内容としてもやや苦い試合となった。序盤に相手選手に当たり負けして突破を許すと、その後は持ち前の高い集中力で持ち直したものの、終盤にも後手に回ってシュートまで持っていかれる場面があった。チームが完全な守備仕様で、彼の特徴であるスピードや運動量を全く活かせない展開となったのは不運であるが、そういったなかでも特にこういった大会では我慢強いプレーが求められるもの。なかなか声の掛からない日本代表を目指すなら尚更である。次戦以降の巻き返しに期待しよう。

(筆:Qoly編集部 H)

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