2週目に、アーセナル対リヴァプール、マンU対トッテナム、ウェア=タイン・ダービーといった注目カードが組まれ、早くも盛り上がりを見せている2011-12シーズンのプレミアリーグ。
そうしたなか、英国政府観光庁は先日、2010年に75万人以上の外国人観光客がサッカー観戦のために英国を訪れたというデータを発表した。彼らは総額で5億9500万ポンドを支出しており、ファン一人当たりでは776ポンド(約9万7000円)。これは一般的な観光客に比べて213ポンドも多いという。
プレミアリーグやその下のフットボールリーグを観戦に訪れた、212の地域で最も多かったのは、アイルランドからの観光客(約16万4000人)。次に多いのがノルウェーで、アメリカが3位となっている。また、知人や親類を訪ねて渡英した人で見ると、日本、中国、オーストラリアといったアジア・オセアニア地域から来訪者は、旅程にサッカー観戦を加える割合が高いようだ。
外国人観光客が最も多く訪れたスタジアムは、マンUのオールド・トラフォード(約11万4000人)。以下、リヴァプールのアンフィールド(8万9000)、アーセナルのエミレーツ(8万8000)、チェルシーのスタンフォード・ブリッジ(5万4000)、トッテナムのホワイト・ハート・レーン(3万8000)と続いている。
(筆:Qoly編集部 O)