2011年8月20日(土) - MMアレーナ(ル・マン)
Le Mans
3
1-0
2-1
1
Sedan
ベルフォール
ベルフォール
ブデブダ
26'
55'
74'
得点者
64'


キャンティーニ




3連敗と最悪のスタートを切っていたル・マンが3得点で快勝。2勝1敗と好調を見せていたスダンをホームで退け、貴重な勝ち点3を奪取した。

序盤は苦しい展開だった。ボールを繋いで攻めてくるスダンに対して守備が安定せず、フォアチェックで何度もボールを失いピンチを迎えた。攻撃でも前線と息が合わない場面が目立ち、オフサイドや精度の低いフィードで機会を逃した。

しかし、相手の決定力不足に助けられて序盤を無失点で凌ぐと、26分に最初のビッグチャンスを生かして先制。フレデリック・トマのフィードで右サイドの裏にシセが飛び出し、低いクロスを投入。ニア側に飛び込んだベルフォールがダイレクトで合わせ、ゴールに叩き込んだ。

ル・マンは最初からこの攻めを狙っていた。スダンは比較的ボールを繋ぎ、高い位置を取ってくるチーム。CBのロートアが積極的にゲームを作り、サイドバックもかなり上がってくる。それを利用して、中央にいるシセを囮にDFを引きつけた上でサイドの裏に長いボールを送って崩す。

狙いは半分当たり、半分外れであった。思いと違ったのは「攻めさせたが守れなかった」こと。簡単にボールを繋がれたばかりか、後方でボールを失っては守備を機能させられるはずがない。しかし前述のように相手の決定力不足に助けられた。

そして序盤は息が合わなかったものの、先制点の場面から徐々に改善。面白いようにサイドの裏を基点にカウンターを決められるようになった。

55分にはジトのスルーパスから左サイドをベルフォールが飛び出し、ゴールキーパーまで抜いて今日2点目を獲得。64分にはブデブダのボールロストから1点を失ってしまうも、74分に追加点をゲット。交代出場のストレムスタがワンツーで右サイドを破り、ラマーがサポートしてさらに左へ展開。そこに失点の原因となったブデブダが飛び込み、ゴールを決めた。

終盤にはシセがデンベレのファウルを誘って退場に追い込み、反撃をシャットアウト。試合内容に結果が伴わない苦しい流れが続いていたル・マン、ようやくシーズン・スタートを切ることに成功した。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

(筆:Qoly編集部 K)

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