頑強な肉体とスピードを兼ね備え、シンプルなワンツーからのオーバーラップを得意とする左サイドハーフ兼サイドバック。繊細な技術は持たないが、精神的、肉体的に非常にタフで攻守両面に気を遣えることから重宝される。

アルゼンチンのアルヘンティノス・ジュニオルスから08/09シーズンにルーマニアリーグのCFRクルージュへ移籍し、チャンピオンズリーグで活躍したことで一気に知名度を上げると、09/10シーズン開幕前にアリ・シソコが退団したFCポルトにその後釜として加入。すぐにレギュラーに定着し、2年目となる10/11シーズンには細かい怪我がありつつも重要な試合で必ず活躍。リーグ、ヨーロッパリーグ、タッサ・デ・ポルトガルの三冠達成に大きく貢献した。

ウルグアイ代表には2008年にデビュー。当時、代表の左サイドには現在ポルトで同僚のクリスティアン・ロドリゲスが君臨していたが、3バック、4バックを問わず攻守において安定感のあるペレイラが地位を確立。2010年のワールドカップにも選出され、ベスト4進出に貢献した。グループリーグ第2節の南アフリカ戦であげたゴール後の珍妙なダンスは一部では語り草だ。

現在も引き続きタバレス監督から厚い信頼を寄せられており、今大会はグループリーグ第2節のチリ戦で先制ゴール、また、左サイドバックを務めた同第3節メキシコ戦でも決勝点となる先制ゴールを記録している。