ユヴェントスといえばミラン、インテルと並ぶイタリアの御三家。リーグ優勝の回数では2チームを大きく上回る超名門、だったのだが、2006年の「カルチョポリ」でイメージは失墜。一年でセリエBから復帰し、いきなり3位、2位という好成績を残したものの、ここ2シーズンは共に7位。選手もレンタルを上手く使いなんとか戦力を整えている印象が強かった。

ただ、今オフは早々にピルロを確保すると、懸念だったレンタル選手も、マトリ、クアッリャレッラ、ペーペ、モッタ、セーレンセンなど大半が完全移籍へ移行。さらに、ツィーグラーとリヒトシュタイナーのスイス代表サイドバックや、ナポリの潰し屋パツィエンツァも獲得しており、今季からCLの出場枠が3になるセリエAの厳しい戦いに向けて順調に補強を行っている。




ユヴェントスは6日、2011-12シーズンに向けた新ユニフォームを発表。サプライヤーは2003年から契約を結んでいるNike。そう、Nikeである。

右にピンク色のものが見えるがとりあえずスルーして、定石通りホームモデルから。




「バルセロナの色違いで“鍵盤モデル”が登場!?」という話も出ていたユヴェントスの2011-12ホームモデルだが、さすがにホームまで冒険するには至らなかったのか、その後リークされていたグラデーション状の“ビアンコネロ”が登場。毛筆のにじみを思わせるストライプはなかなか新鮮である。


エンブレム裏には「FORZA JUVE」のプリント。






続いて、2011-12モデルの覇権を本気で狙いにきた、注目のアウェイ。


クラウディオ・マルキージオ


レオナルド・ボヌッチ


ファビオ・クアッリャレッラ





ユヴェントスの新アウェイは、「ショッキングピンク」とまではいかないかもしれないが、それでも十分に濃いピンクに、デカデカと入った星。

実際のところ、このデザインは3月か4月の時点でリークされており、一部で話題となっていた。当時は「いやいやいやいや、これはないだろう。オリジナルTシャツ、あるいはユヴェンティーノかトリニスタのお茶目なイタズラだな。うん、きっとそうだ。間違いない(^^;;;;」と言い聞かせてそっとページを閉じたのだが、Nikeの決定力は想像よりも斜め上を行っていたようだ。

ユヴェントスのピンクモデル自体は珍しくなく、2003-04アウェイ以来。また、ホームと胸スポンサーが異なっているが、これはホームとアウェイで別の企業と契約しているためである。


一番左の白いシャツがユーヴェの新アウェイだと思っていた時期もありました。

アウェイモデルのトラックジャケット。これだけ見るとパレルモ風。




GKモデルはNikeの2011-12テンプレート。ユヴェントスらしく、右脇が緑、左脇が赤というイタリア的なカラーリングとなっている。


(筆:Qoly編集部 O)

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