昇降格を繰り返すエレベータークラブでありながら、ドイツ屈指の人気を誇るザンクトパウリ。ホームスタジアムはハンブルクにあるドイツ最大の歓楽街のすぐそば。シンボルにドクロを掲げ、アナーキーなファンを多数抱えるクラブとして欧州でも知られた存在である。(公式サイトもトップページにドクロなんていうのは当たり前。不気味な鐘の音が「ゴォーン、ゴォーン」とひたすら鳴り続ける恐ろしい仕様の時期もあった)

9年ぶりにブンデスリーガ1部へ復帰した今季、ザンクトパウリは今年2月までは11位につけ、残留を視野に捉えていた。ところが、23節のドルトムント戦から始まった、恐怖の連敗街道。結局、終盤戦は1分け11敗という惨憺たる成績に終わり、結果はもちろん最下位。残念ながら一年で2部へ逆戻りとなってしまった。

ザンクトパウリのサプライヤーは地元ハンブルクのDo You Football。2004年創業の若いメーカーながら、ザンクトパウリのほか、カイザースラウテルンやボーフムにもウェアを提供している。

13日に発表されたザンクトパウリの2011-12ホームモデルは、おそらく11年ぶりと思われる白と茶色のストライプ。さらに、アウェイ(茶色と黒)とサード(赤と茶色)も、丸首、Vネックなどの違いはあるものの同じく縦縞。来季はまさにストライプ尽くしのシーズンとなるようだ。

なお、Do You FootballはFacebookでこのホームモデルを着用した200人のファンの画像を公開中。「これが…ザンクトパウリ…!!」というファンの姿も。


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