(現地時間)11日、いよいよU-21EURO2011がデンマークで開催される。ドイツ、オランダ、フランス、イタリアなど、“フットボールネーションズ”は予選で敗退しているものの、今大会に参加する8か国はどこも多士済々。日本でもCS放送「tv.asahi ch.」(外部リンク)にて下記のスケジュールで放送される予定なので、是非ご覧になって頂きたい。

※公式Webサイトでは、最初の2試合が土曜日深夜、日曜日深夜となっていますが、正しくは、デンマーク×スイスが日曜日深夜、スペイン×イングランドは月曜日深夜ですのでお間違いなく!!

(一応、予選から追っている)編集部Tの寸評はこのような具合。

参加国 U-21EURO2011予想
ベラルーシ 組織として崩れることは少なく、安定したパフォーマンスが見込めるが、絶対的な力では他国より劣る。予選突破に全力を尽くせば・・・。
チェコ 稀代の点取り屋であるペクハルトが最前線にいることは頼もしいが、大会全体を賑わせる“ラッキーボーイ”の登場がない限り、厳しい戦いが強いられそうな気配。
デンマーク ホスト国というアドバンテージだけではなく、各ポジションにA代表クラスのハイレベルな選手を揃えており、面白い存在。自国優勝を起こせる力もある。
イングランド 下馬評ではスペインの対抗馬。ただ、組織力として未熟なところがあるため、予選敗退の可能性も意外と高そう。先を見据えず、着実に勝利を重ねる必要がある。
アイスランド 大会初出場という不安面はあるが、“黄金世代”が秘めるポテンシャルは確か。比較的楽なグループに入ったこともあり、五輪の切符を掴むチャンスは大いにある。
スペイン スキが全く見当たらない不動の大本命。唯一の不安は、競合がひしめくグループに入ってしまったことぐらいか。
スイス 注目に値するタレントはいるが、全体的に後一押しに欠ける印象。世界を制した世代が本格的に参入する次大会のほうが期待が持てそう。
ウクライナ 同国史上最高のタレント集団は、スペイン、イングランドに引けを取らない力を備える。番狂わせを演じられる可能性は十分。

個人的には、仕事上、担当する機会が多いベラルーシや、こちらも担当であるベルギーリーグ絡みで思い入れのチェコ(アンデルレヒトから3選手が参加)も応援したいところだが、やはり、力関係を考えると、スペイン、イングランド、デンマーク、ウクライナの四強は固い。

と言いたいところだが、忘れてならないのはグループリーグBの編成。このグループは、その四強であるスペイン、イングランド、ウクライナにチェコが加わる、まさに“死のグループ”。当然、準決勝進出(五輪出場権獲得)を果たせる国は、この中から二カ国しか生まれないため、必ず実力国が予選で敗退する仕組みとなっているのだ。

方や、グループリーグAは、良い意味で実力伯仲のグループ。ホスト国であるデンマークが抜きん出ている印象はあるものの、どの国にも勝ち上がる可能性があり、非常に面白い試合が期待できそうだ。

(筆:Qoly編集部 T)

【各国代表のメンバー表】

◆グループA◆

ベラルーシU-21代表メンバー(2011/6/12更新)

デンマークU-21代表メンバー(2011/6/11更新)

アイスランドU-21代表メンバー(2011/6/12更新)

スイスU-21代表メンバー(2011/6/11更新)

◆グルーブB◆

チェコU-21代表メンバー(2011/6/11更新)

イングランドU-21代表メンバー(2011/6/11更新)

スペインU-21代表メンバー(2011/6/11更新)

ウクライナU-21代表メンバー(2011/6/11更新)

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