彼女たちは今月末から行われる女子ワールドカップの開催地ドイツのユース代表イレブン。女子サッカーの概念を覆したと言われるほど圧倒的な力を誇るドイツ代表はワールドカップ2連覇中だが、女子選手に対する差別的とも言える固定観念は依然として残っている。

バイエルンの女子チームに所属する22歳のJulia Simicは「女子サッカー選手には見えない」というような表現は(女子)サッカー選手が魅力的でないという誤ったイメージによるものだと語る。こういったイメージを覆すために今回の企画の運びとなったようだ。

一方で、こういったやり方に疑問を抱く人間もいる。女子ノルウェー代表GKのErika Skarboは女性としての側面を表に出すことをネガティブには捉えていないものの、PLAYBOY誌がその舞台として最適かは疑問だという。また、同代表 Lene Mykjalandも表紙を飾るにしてもコスチュームよりユニフォームのほうが相応しいはずと語り、スポットライトを浴びるために服を脱がなくてはならない昨今の傾向に否定的だ。

今回の行動には賛否両論あるだろうが、3連覇を目指す地元開催のワールドカップのプロモーションとして一役買ったことには違いない。ちなみに、PLAYBOY誌に載った選手たちは今大会のメンバーには入っていない模様。

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