Zob Ahan
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4
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2-0
2-1 |
1
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Al-Nassr
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ガジ イゴール イゴール ヘイリ |
1' 5' 63' 74' |
得点者
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67' |
アル・ムトワ |
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昨シーズンのファイナリスト(今季は城南が出場していないので、実質ディフェンディングチャンピオンか)であるゾブ・アハンが、ホームで曲者アル・ナスルを一蹴。大量得点で力の差を見せつけた。
試合を決めたのは開始直後の得点だ。ハラトバリが右サイドから強引にドリブルでカットインし、マークに来た相手2人を振り切って中央にパス。受けたガジも密集の中で粘り、コースをこじ開けて左足を振り抜いた。これがゴールに決まる。キックオフの笛からわずか40秒あまりの出来事であった。
さらにその4分後である。左サイドでコーナーキックを得て、ハラトバリがクロスを蹴った。ファーポストでマークを振り切りフリーで待っていたイゴールが頭で合わせ、立て続けにゴールネットを揺らしたのである。
あっという間の2点のリード。ゾブ・アハンはすかさず全体を引かせてハラトバリの飛び出し、ガジのポストに合わせるカウンターに移行。アル・ナスルの前に出てくる意識を利用してスペースを突き、効率的にゲームを進めていった。
後半になってもゾブ・アハンの勢いは止まらなかった。支配力は徐々に落ちていたが、63分にはヘイリからのスルーパスで中央をイゴールが飛び出してシュート。3点目をあげリードを広げた。その後1点を返されたが、74分には再びヘイリが強烈な無回転ロングシュートをゴールに突き刺し4点目。さらに差を広げて試合を終わらせた。
大差で敗れたとはいえ、アル・ナスルも決して全体的に見れば悪いサッカーをしていたとは言いがたい。ハムードのスピードを生かした飛び出し、前線に収まったときの素早いパス交換での崩しは効果があったし、34分にバルナウィを下げてアブドゥラフマン・アル・カフタニを投入した後はカウンターを狙わせないようにプレスも行うようになり、守備面でも向上した。
しかし何より試合の立ち上がりで完全にプランが壊れてしまったのが大きかった。いつもはスレイマニが左に入るところを、今日はおそらくハラトバリを警戒して守備的なバルナウィを起用したのだと考えられる。ところが開始1分でそこを破られて失点したことに始まり、その後も左サイドの守備は不安定だったし、チーム全体の姿勢が受け身に過ぎて押し込まれてしまった。スタートでの躓きが最後まで響いた、といえる。
(筆:Qoly編集部 K)