ピルロのミラン退団が決定的となった。『Sky.it』によれば、イタリア代表MFはミランの事務所を訪れ、「ミランに別れを告げるために来た」と語ったという。

ミランはスクデット獲得が決まった為、契約が切れる選手達との延長交渉をはじめたが、過去7年で初めてピルロの将来に疑問符が付けられていた。既に報じられているが、既にユヴェントスへの加入が決定的であり、年俸400万ユーロでの3年契約になると見られている。ミランはこれに相応するオファーができない為、ピルロはフリートランスファーで移籍する事となる。

「忘れる事のできない10年間だった。ミランとの合意での別れだ」

今季のピルロは怪我によりアッレグリ監督の戦術にフィットする時間が無かった。またピルロのポジションであった中盤の底は、離脱期間中に加入したファン・ボメルがガッチリと掴んでおり、たとえ残留したとしてもかつて一世を風靡した「レジスタ」での起用は無いと見られていた。なお、ファン・ボメルも契約が切れる選手であったが17日に契約を1年延長。このこともピルロの移籍を決定づけたと見て間違いないだろう。

(筆:Qoly編集部 N)


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