今年12月に開催されるFIFAクラブワールドカップ。今年2011年、そして来年の2大会は日本で行われることが決定している。

かつては南米王者と欧州王者が戦うトヨタカップとして毎年行われてきたが、2005年に大会の方式を変更。アフリカ、アジア、北中米、そして開催国のリーグ王者を含めた6チームが参加するトーナメント戦となった。加えて開催地も一旦は日本を離れ、2009年、2010年大会はUAEで開催された。

そして、今年10月には2013、2014年大会の開催地が決定される。UAEサッカー協会会長モハメド・ハルファン・アル・ルマイティは再度開催することを狙って立候補する予定であること、さらに政府の支援を求めていると明らかにした。

これまで2013、2014年大会のホストに立候補する意向を示しているのはイラン、モロッコ、南アフリカなどの国々である。UAEは2年前に開催したばかりとあってやや厳しい立場にあるとも言える。

しかし、アル・ルマイティは「もちろん、再び開催したいと思っている。前回大会の批判は何もなかった。選手、コーチ、観客、皆が我々のホスピタリティに賛辞を送ってくれた」と語り、開催に向けて自信を見せている。

2009年大会は世界的に人気が高いバルセロナの試合以外でスタジアムが埋まらず、FIFAは観客数の少なさに対して懸念を表明していた。しかし2010年大会では20万251人という総観客数を集め、前年度と比較して35%以上の増加に成功した。

さらに先日2013年に行われるU-17ワールドカップの招致にも成功しており、イベントのホスト国としてFIFAから高い評価を受けているのは間違いない。

この後UAEはおよそ4ヶ月後となる9月30日までに入札額を決定し、提出しなければならない。そして2011年10月21日に開催国が決定されることとなる。

(筆:Qoly編集部 K)


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