シーズンの残りが4試合となったイラン1部リーグの第31節が4月23、24、25の3日間で開催された。土曜日のゲームでは、2位につけていたゾブ・アハンが下位に沈んでいるパス・ハムダンに敗れるという大波乱が起こった。

俄然有利となったのは、月曜日に試合を残していた首位のセパハン。試合前の段階で勝ち点は61と、ゾブ・アハンに4ポイントの差をつけていた。勝利し、差を広げればタイトルはほぼ決定と言える状態だ。

ところが、迎えたホームでのサバ・バッテリー戦が思わぬ結果となった。多くのチャンスを作り出しつつも、チャンスを生かせず得点が一向に入らない。ロスタイムを含めて100分以上の試合時間があったが、結局ゴールネットを揺らすことが出来なかった。

セパハンの監督を務めるアミル・ガレノエイは、「タイトルまで後一歩と迫ったが、望んだような結果にならなかった。残りの3試合がとても重要になったよ」と苦々しく語った。

セパハンはこの引き分けにより勝ち点は62となった。エステグラルが勝ち点58、ゾブ・アハンが勝ち点57でそれを追いかけている。

(筆:Qoly編集部 K)


【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名