4月15日(金)に行われたクラウン・プリンス・カップ決勝戦は0-5と一方的な試合となった。リーグでも2位に10以上の差を付けて首位をひた走るアル・ヒラルが、大差でアル・ワフダを一蹴。降格の危機に瀕しながらも、決勝戦まで何とか勝ち上がってきたアル・ワフダにとっては何ともやりきれない結果となった。

序盤はお互いに様子見の展開となったが、徐々にアル・ヒラルの攻撃力が発揮されていく。24分にエジプト人ストライカー、アハメド・アリが先制ゴールをあげて、前半をリードして折り返す。

そして後半は、名門チームの実力が遺憾なく発揮された。60分にアル・ゾリが追加点をあげると、その9分後にはアル・シャルフーブが繊細なシュートで3点目を獲得。

そのわずか2分後には、崩壊した最終ラインの裏にヴィルヘルムソンが飛び出し4点目となるシュートを決めた。さらに80分にアル・アベドがだめ押しとなる5点目をあげ、勝利を手にした。

アル・ヒラルはこれで4シーズン連続、国内最多となる10回目のクラウン・プリンス・カップ王者である。

(筆:Qoly編集部 K)


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