3月16日に行われたACLグループリーグ第2節、ペルセポリス(イラン)対アル・ワフダ(UAE)の試合は1-1で終了。試合後の会見に両監督が臨んだ。


アリ・ダエイ監督(ペルセポリス)

「多くのチャンスを作ったがフィニッシュがダメだ。最悪だ。3、4点は取れたはずだ。これでトップから10~15kmくらい離されてしまったんじゃないかな」
「どうプレーしていたかは見ての通り。アル・ワフダは後半のほとんどの時間を浪費した。ゴールキーパーは10分くらい倒れてたんじゃないのか? とてもフェアプレーとは言えない。選手には得点を取るために努力し続けろと伝えた。しかし、レフェリーの判定は我々に厳しいものばかりだった」
「アル・ワフダは一回しかチャンスがなかったが、ゴールが決まった。こちらの選手はゴールキーパーをドリブルで抜いてなおシュートを外したんだ。ベンチから見ている私に何が出来ると言うんだい?」

ジョセフ・ヒッケルスベルガー監督(アル・ワフダ)

「賞賛に価する試合をした。いい雰囲気の中で選手をピッチに送り出した。いいスタジアムだよ。多くの観客が入っていて、歓声が聞こえる。興奮して試合に望めたし、楽しむことが出来た(※1)」
「確かに選手たちは時間を潰していた。だけどそれがサッカーだ。勝ち点を取るための全てのことをしたんだ。むしろピルーズィ(※2)の選手がフェアプレーを尊重していなかった。それはサッカーにおいて、見たくないものだということには同意する」
「ピルーズィには95分が与えられていた。でも出来なかったのだ。こちらは早く終わって欲しいと思うのも自然なことだよ」
「相手は多くのチャンスを作ったが、前線のフィニッシャーが良くなかったね。アリ・ダエイのような選手が必要なんじゃないのか?」

(※1) UAEリーグに観客が入らないことへの皮肉

(※2) ペルセポリスの別称

(筆:Qoly編集部 K)

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