フェイエノールトの宮市亮は、エールディヴィジ第24節アウェーのADO戦に左ウィングで先発。CKからチームの2点目に絡んだが、チームは終盤に追いつかれて引き分けに終わった。
フェイエノールトは前半30分、カスタイニョスのゴールで先制。カスタイニョスはフラールのロングフィードをトラップ後、1回転した様な形で放ったループシュートがゴールに吸い込まれた。2点目もカスタイニョス。宮市のふんわりとしたCKをフラールがヘディングで折り返し、カスタイニョスがバイシクルシュートで見事なゴールを決めた。前半の宮市は惜しいシュートを1本放ったが、全体的にはボールがあまり回ってこなかった。
後半は50m級のドリブル突破を見せたが、ゴールは奪えず。カウンターからカスタイニョスのハットトリックをお膳立てするようなスルーパスを見せたが、カスタイニョスは決められなかった。2点リードしているフェイエノールトはプレーが雑に。拙攻も多く、チームプレーが消え、アピールプレーが増えるとそのツケを払う羽目となる。80分、ホームのADOが、イメルスのパスからフィチェントが決めて1点を返す。そして宮市のミスパスも遠因であった。続けざまに85分、ブリーキンがゴールを奪い、ADOは同点に追いつく事に成功した。攻撃せざるを得なくなったフェイエノールト。宮市も何度かドリブル突破をしかけたが、アミから強烈なタックルで倒されてしまうなど見せ場を作れず。試合は5分間のロスタイムを経てタイムアップ。フェイエノールトは2-0から引き分けに持ち込まれ、後味悪い試合となった。
(筆:Qoly編集部 N)
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ