この冬の移籍上で、フェルナンド・トーレス、ダヴィド・ルイスなど、大型補強を行ったチェルシー。久しぶりにアブラモヴィッチのオイルマネーが露わになった格好だが、「フェルナンド・トーレス加入については、アンチェロッティの意向ではない」というのが、現地でのもっぱらな噂のようだ。
だが、指揮官自らが獲得の計画を練っているケースもある。それは右サイドバックの補強である。現在、話を進めつつあると言われているのが、セルタに所属する、U-19スペイン代表DFウーゴ・マージョの獲得である。マージョは19歳という若さながら、安定感のあるパフォーマンスで過去2シーズンをトップチームでプレー。2部リーグとはいえ、そのプレーぶりは他クラブから熱い視線を送られるほどであり、来季はチームの昇格関係なく、バレンシア、デポルティーボ、ヘタフェなど獲得に興味を示しているクラブへ移籍し、1部でプレーする可能性が高いと見られている。スペイン勢が動く前に、アンチェロッティとしては早めに手を売っておきたいところだろう。
(筆:Qoly編集部 T)