ル・マン時代に松井大輔選手と共にプレーしたことで知られているGKヨアン・プレが、現在病魔に苦しんでいる。

プレは2ヶ月前、現在の所属クラブであるトゥールーズでの練習中に肺血栓塞栓症、血栓性静脈炎を発病。日本では高原直泰選手が発症したことで知られているエコノミークラス症候群である。それ以来血液抗凝固薬での治療を受けており、トレーニングに復帰出来ていない。

「できれば復帰したいけれど、それが難しいことも分かっている。もし引退しなくてはならないなら残念だよ、一番好きなことがもう出来ないんだから。ただ、第一に考えなければならないのは健康のことだからね」とプレは語り、引退の危機であることを認めた。

しかし「僕は運命論者じゃない。今は無理だけど、戦い続ければいつか戻れるさ」とも付け加え、復帰に意欲を見せた。

(筆:Qoly編集部 K)

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介