リールに所属しているフランス代表DFアディル・ラミは、スペイン1部リーグのバレンシアへの移籍に近付いているようだ。

ラミはモロッコの血を引くコルシカ島生まれのフランス人。2007年にリールに加入するとすぐさまレギュラーに定着し、強靭なフィジカルと果敢なタックルでショートカウンター戦術を支えたセンターバック。2010年ワールドカップの直前にフランス代表に召集されたものの、本大会のメンバー入りはならなかった。夏にはマルセイユへの移籍が噂されたが、違約金が1400万ユーロと言われるほど高騰し断念していた。ラミ本人も「高すぎる。僕にそれだけの価値がないことは皆が知ってるよ」と語っていた。しかし今回リールが設定した金額は600万ユーロと見られ、バレンシア側もその支払いが可能な模様である。

現在バレンシアにはジェレミ・マテュー、ソフィアヌ・フェグリと2名のフランス人選手が所属している。

(筆:Qoly編集部 K)

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