懸念されていたストライキは無くなりセリエA第16節は予定通り開催され、クラブワールドカップへ参加するインテルの試合(対チェゼーナ戦は2011年1月19日へ延期)を除いた9試合が行われる。
11日の土曜日開催となる3試合はプロヴィンチャの中でも実力のあるクラブ同士が対戦する好カードが組まれている。18:00キックオフのパレルモ対パルマでは、直近3試合で5ゴールを挙げ好調ぶりを発揮しているクレスポに注目。それを迎え撃つパレルモは、サイドバックのカッサーニが出場停止となっており、代役にはセンターバックのボーヴォが起用されるのではないかと報じられやや気掛かりなポイントだ。同時刻に開催されるウディネーゼ対フィオレンティーナは順位や勝ち点で近く実力が拮抗している。ジラルディーノを怪我で欠くフィオレンティーナはムトゥのパフォーマンスに期待が集まる。20:45キックオフのジェノア対ナポリも同様に見逃せない一戦となる。
12日の日曜日に組まれている試合で最も注目を集めるのはやはり、3位ユヴェントスの本拠地オリンピコ・ディ・トリノに2位ラツィオが乗り込む試合となる。引き分けも多いとはいえ、9月26日以降公式戦で負けていないユヴェントスは以前のような安定感を取り戻しつつある。しばらく調子の上がらなかったペーペがここ2試合で決定的な仕事をしている状況でマルキージオが戻って来るため、そこにアクイラーニを加えデル・ネーリ監督がどういったメンバー構成で試合に臨むかが興味深いところだ。対するラツィオは左サイドバックのラドゥがサスペンションということで、このポジションを誰が務めるのか。現地ではカヴァンダの名前も挙がっているが・・・。
その他の試合では前節ユヴェントスを相手に今季初ゴールを挙げた森本の所属するカターニアだが今節はカリアリと対戦する。マキシ・ロペスの1TOPが予想されているものの、結果を出し始めた森本が出場の可能性も十分にあるだろう。
インテルがクラブワールドカップに参加の為に順延
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