6日、FIFAは「FIFAバロンドール・アウォード」各賞の最終候補者を発表した。

なんといっても驚きは、スナイデルの落選。2009-10シーズンのインテル三冠に大きく貢献し、南アフリカW杯でも得点王タイの5得点を挙げるなど輝きを見せたオランダ代表MFだが、今シーズンチームの成績がパッとしないこともあってか、最終候補の3名に残ることができなかった。

なお、イニエスタ、メッシ、チャビと、3人の候補はいずれもバルセロナ所属であるため、60年（スアレス）、73年、74年（以上クライフ）、94年（ストイチコフ）、99年（リヴァウド）、05年（ロナウジーニョ）、09年（メッシ）に続き、同クラブから8度目の受賞者が出ることが既に決まっている。

女子は、03～05年の最優秀選手プリンツ、06年から4年連続受賞中のマルタに、永里優季のチームメイトでコソボ生まれのドイツ代表MFバイラマイを加えた3名。今年から新設された監督部門には、デル・ボスケ、グアルディオラ、モウリーニョという、これ以上ない3人が名を連ねた。ちなみに、女子年間最優秀監督賞にノミネートされていた、「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督だが、先日のアジア大会でチームを初優勝に導いたものの残念ながら最終候補に残ることはできなかった。

各部門の受賞者は、来年1月10日のFIFAバロンドール授賞式で決定される。

■ 2010年FIFAバロンドール年間最優秀選手賞 最終候補

■ 2010年FIFA女子世界年間最優秀選手賞 最終候補

■ 2010年FIFA世界年間最優秀監督賞 最終候補

■ 2010年FIFA世界女子年間最優秀監督賞 最終候補

（筆：Qoly編集部 O）

Tweet

Check