(日本時間)20日、UEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)のグループリーグ第3節が行われ、レアル・マドリー、バイエルン、アーセナル、チェルシーら強豪チームが3連勝を飾った。


ローマとバイエルンの通過で間違いなしと目されていた、グループEだったが、波乱が発生。ローマのホーム、スタディオ・オリンピコに乗り込んだバーセルが、前半12分に生まれたアレクサンダー・フライの先制点を皮切りに合計3点を奪取して、ローマを3-1と一蹴。2003年以来となる、CLグループリーグでの勝利を果たした。バイエルンはクルージュ相手に先制こそされたが、二つのオウンゴールとマリオ・ゴメスのゴールで逆転勝利。グループEの首位の座をガッチリとキープ。2位以下は、今節の波乱もあり、バーゼル、クルージュ、ローマが勝ち点3で並ぶ混戦となっている。


グループFは、時差の関係で一足先に行われた、スパルタク・モスクワとのアウェイゲームを効果的に決定機を作ったチェルシーが2-0でものにして、グループリーグ3連勝を達成。マルセイユとジリナの一戦は、ここまで共に勝ち点0と苦しむ両者の対決となったが、GKスティーブ・マンダンダのファインセーブもあり、マルセイユが1-0と辛勝。ようやく今季のCLで初めて勝ち点を得た。


今節で最も注目が集まった、グループG、レアル・マドリー対ミランは、13分にクリスティアーノ・ロナウドが直接FKを叩きこむと、その1分後にはメズート・エジルが追加点を記録。2-0でホームのマドリーが勝利した。後半、ミランはロビーニョやインザーギを投入するが、シュート自体がなかなか増えず、終始、マドリーのカウンターアタックに苦しめられた。グループGのもう一カード、アヤックス対オセールは、こちらも前半のうちに2点のリードを奪ったアヤックスが2-1で勝ち点3を獲得し、通算の勝ち点をミランと並ぶ4に。グループリーグの2位に付けた。


アーセナルが独走状態に入りつつあるグループHは、シャフタール相手にアーセナルが5-1とこの日も圧倒的な得点力で勝利を飾り勝ち点9に到達。ブラガはパルチザンをホームに迎えたが、堅守を武器に2-0と勝利。チーム史上初となる、CLグループリーグでの勝利を記録した。


なお、グループAからDの試合は、(日本時間)21日に行われる。


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