2010年10月9日(土) - スパルタ・スタジアム
U-21 Netherlands
1
0-2
1-1
3
U-21 Ukraine
L・デ・ヨンク 79'



得点者
2'
7'
73'

クリフツォフ
クリフツォフ
コノプリャンカ(PK)


今回のU-21欧州選手権予選プレーオフの中で最も魅力的なカード。U-21オランダ対U-21ウクライナは、アウェイのウクライナが先勝した。

同世代において、欧州屈指の実力を誇る両チームの対戦ということで、拮抗した試合展開が予想されたが、蓋を開けてみると、4ゴールが生まれるよもやのハイスコア。試合開始すぐに、セットプレイからクリフツォフが“二連続弾”を決め、ウクライナがアドバンテージを奪うと、後は、統制の取れた守備ブロックを敷いて、カウンターを狙う効率的なサッカーを展開。73分には、既に世界屈指の“無回転キッカー”と称されるコノプリャンカが、ここではPKキッカーの任務を全うし、3点目を獲得。試合に決着をつけた。

タレント力ではウクライナに勝るとも劣らないオランダであったが、この日に限って言えば、ウクライナにまんまとハメられた格好だ。序盤の2失点は守備陣のマーキングミス、GKクルルの軽率なボール処理が生んだ自滅的なものであったが、それを跳ね返すだけの個人技はあっただけにこの結果は悔やまれる。特にサイドで起用されたビセスワール、ワイナルダムのドリブル力は、独力で局面を打開できるレベルに到達しているのだが、ウクワイナの「SBと守備的MFやSHが連動するダブルマーキング」で囲まれてしまっては、さすがにその威力は弱まった。彼の攻撃をサポートする必要があった、カイペル、ヤンマートの両SBは攻撃には参加するものの、深い位置まで攻め込む力はなく、味方からパスを受け取るのが精一杯。ウクライナの弱点である「稚拙なクロスボール対応」を突き、もっと簡単に中央へ放り込むという選択肢もあったはずだが、それも時折見られるだけであった。

ホームに戻ったウクライナがこのまま勝ち逃げに成功するか、はたまた、オランダが驚異の粘りで逆転するか。注目の2nd.legは12日に行われる。


(筆:Qoly編集部 T)


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