チェゼーナ
創立 | 1940年 |
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ホームタウン | チェゼーナ |
本拠地 | スタディオ・ディノ・マヌッツィ (23,860人収容) |
監督 | マッシモ・フィッカデンティ |
昨シーズンの成績 | 20勝14分8敗 2位 (セリエB) |
OUT | |
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ダリオ・ビアージ | カリアリ |
マッシモ・ボルタ | サンプドリア |
ミラン・ジュリッチ | パルマ |
IN | |
長友 佑都 | FC東京 |
スティーブ・フォンベルゲン | ヘルタ・ベルリン |
マヌエル・オエジェグリーノ | アタランタ |
ステファン・アッピアー | ボローニャ |
エリョン・ボグダニ | キエーヴォ |
開幕からサプライズを起こしているチェゼーナだが、セリエAの舞台へ戻ってきたのは90/91シーズン以来の20シーズンぶりになる。さらに2シーズン前は3部リーグに所属していたことを考えると、10/11シーズンセリエAの20チームにチェゼーナが含まれているのは驚きである。今シーズンこのチームを率いるのは、マッシモ・フィッカデンティ。07/08シーズンにレッジーナを率いてセリエAを戦った経歴を持っている。
この指揮官の元、夏のメルカートで数多くの選手を補強した。まずはメディアでもその活躍が報道されている日本代表の長友。さらには最終ラインにアタランタでプレーしていたペジェグリーノやスイス代表のフォン・ベルゲン。中盤にはガーナ代表のアッピアーを獲得。攻撃の柱としてキエーヴォから大型FWのボグダニを加え、スター選手はいないが粒揃いのメンバーが集まった。
これらの新加入組とセリエBを戦ったメンバーがミックスされ、開幕から6試合を経過して2勝2分2敗という成績を残している。その内訳にはローマとの引き分けや、ミランを相手にしての金星が含まれており、堅守速攻型のまとまったチームに仕上がっている。ただ開幕3連勝の後、3連敗を喫しており、ターンオーバーを敷かないフィッカデンティの考えもあり、徐々に主要メンバーに疲労の色が出てきた。またリアクションサッカーがベースとなっているため、ビッグクラブ相手には好ゲームを展開出来るが、同じプロヴィンチャ相手には苦戦を強いられるなど弱点を露呈し始めている。
しかしアッズーリ入りも噂されるパフォーマンスを披露しているジャッケリーニやベテラン守護神アントニオーリ、そして長友など若手からベテランまで実力のある面白いタレントが揃っているので、もう一度勢いを取り戻して欲しいところだ。