Arles
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0
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0-2
0-1 |
3
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Marseille
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得点者
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32' 37' 54' |
エインセ A・アユー A・アユー |
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開幕から勝利がないアルルに対してマルセイユが3得点を奪って快勝した。アルルは泥沼の6連敗となり、早くも残留に黄信号が点っている。
とはいえ、アルルは決して悪いパフォーマンスではなかった。試合内容も、5バックという弱気なシステムとはいえ、しっかり守って手数をかけずにカウンターという意識は統一されており、メンバーの実力もリーグ・アンで全く通用しないレベルではない。また今日のマルセイユは、ルチョ・ゴンサレスの不在で細かいワンツーの狙いや3人目の動き、2,3手先を見た連動がなく、決して守って守りきれないようなレベルの攻撃力ではなかった。事実序盤は互角以上に戦えており、セットプレーから3度決定的な得点のチャンスがあるなどリードを奪える可能性はあったのだが、全てゴールライン上でクリアされてしまうという不運に見舞われてしまったのだ。
そして32分にセットプレーからエインセのダイビングヘッドを許して先制を許すと、その僅か5分後にラインコントロールミスからジニャックに裏に飛び出され、折り返しをA・アユーに決められて失点を重ねてしまう。さらに後半反撃を狙い4バックに変更したものの、54分にエルバテが軽率なパスミスでヴァルブエナにボールを渡してしまい、そこからA・アユーに3点目を許す。つまり3度の大チャンスを決められず、自滅から3失点してしまったのだ。何たる勝負弱さであろうか。終盤は昨シーズン昇格に貢献した英雄プソームが鮮やかなドリブルで何度もチャンスを作り上げたものの、結局最後まで一矢報いることが出来ず、0-3の大敗という結果となってしまった。
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