Cesena
2
2-0
0-0
0
Milan
ボグダニ
ジェッケリーニ
31'
44'

得点者







昇格組ながら名門ローマ相手に開幕戦を引き分けに終えたチェゼーナ、開幕戦はレッチェ相手に大勝をおさめたミラン。共に好調なチーム同士がぶつかった試合となった。

試合はミラン・ペースで進む。加入直後ながら状態がよく「スタメンで使う」と早くから公言されていたイブラヒモヴィッチとパト、ロナウジーニョのトライアングルに押し込まれるチェゼーナだったが、守備陣のタイトなマークと組織的なディフェンスで危ない場面を作らせなかった。

チェゼーナは、いつしかボールを奪うとすぐに3トップへボールを渡し流れる様なカウンターを見せる様に。特に左FWのジャッケリーニがボールをもったときの期待感は高く、先制点となった前半31分もジャッケリーニが起点となり右のスケロットからのクロスでボグダニの頭という得意の形での先制となった。

先制されたミランはより前がかりになりCB2枚も攻撃参加を意識するが、それが逆に仇となり何度もチェゼーナのカウンターに肝を冷やされた。前半終了間際の44分にはジャッケリーニがドフリーの状態で抜け出しGKと1vs1、これを押し込みまさかの2点リードとなった。

ミランは後半にロビーニョ、インザーギを投入するも万事休す。長友のファールで得たPKをイブラヒモヴィッチがはずす不運もあったが、試合は2-0でフィニッシュ。何より、組織的に整備されたチェゼーナのサッカーが魅力的だった。

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