Nacional
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2
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0-0
2-1 |
1
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Benfica
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L・アウベルト O・サー |
50' 67' |
得点者
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90+4' |
C・マルティンス |
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昨年の王者ベンフィカが驚きの開幕2連敗を喫した。彼らから勝利を奪ったのがホームチームのナシオナルである。
ナシオナルはこの試合、強豪相手ではあるものの、地元での試合とあって序盤から勝ちに行く姿勢を見せていた。出来るだけ最終ラインを下げず、積極的にプレッシャーをかけてボールを奪い、切り替え速く攻撃に人数をかけてゴールを陥れようと、ベンフィカに対して真っ向勝負を挑んだ。
ただ順風満帆とはいかず、時間が進むと共に4-3-1-2の弱点である「ボールサイドと逆のサイドバックの前にスペースが空く」こと、またアイマールが低めの位置に下がるとマークが外れることがバレてしまい、それを利用された時間も長かった。特に前半30分以降は顕著で、何度もアイマールを基点とした攻撃、サイドからの攻撃を許した。
しかし、それでも守りに入りすぎず、得点を狙う姿勢を失わなかったことが功を奏した。後半開始してから間もない50分、右サイドでセットプレーを奪うと、ミヘリクが蹴った低いボールをルイス・アウベルトがダイビングヘッドで叩き、先制点を奪取。さらに67分には、ブルーノ・アマロの左コーナーキックをファーでルイス・アウベルトが折り返し、クロスバーに当たって弾かれたところをオルランド・サーが詰め、得点を追加。ロスタイムに1点を返されたが、リードを守って勝ち点3を獲得。王者に土を付けた。
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