下記は、スペイン戦に出場した、ドイツ代表選手を個別に評価したものである。

■No.1 ノイアー 【GK】 5.0

前半6分に遭遇したビジャとの1vs1は制したが、プジョルのヘディングには成す術がなかった。ビハインド時のフィード面にも不満が残った。

■No.3 フリードリッヒ 【CB】 7,0

ビジャ、フェルナンド・トーレスら難敵との個人技勝負ではアドバンテージを奪い、世界でもトップクラスの実力を備えていることを証明。彼の能力は今大会で再評価されただろう。

■No.6 ケディラ 【DH】 5.5

悪くはなかったが、いつもに比べるとダイナミズムが欠けていた印象。守備ブロックの構成やボール奪取では貢献できていたが、もう少し前に出たかった。

■No.7 シュヴァインシュタイガー 【DH】 7.0

両チームを通じて最もピッチを駆け回り、「勝ちたい」という信念を前面に出していた。ミスがなかったわけではないが、それをすぐに補おうとする意欲や献身性は称賛に値。

■No.8 エジル 【OH】 6.0

スピードに乗ったドリブルでスペインの守備陣を混乱に陥れるシーンはあったが、ミューラーを欠いたせいか、周囲との有機的なパス交換等は見られなかった。

■No.10 ポドルスキ 【LH】 5.0

90分間試合に出場したが、最後までピッチ上で存在感を示すことが出来なかった。前半戦から対面のセルヒオ・ラモスに圧倒され、シュート回数も皆無であった。

■No.11 クローゼ 【FT】 4.0

前半戦は幽霊のような存在。後半戦も空気のような存在だった。もちろん、決定機がなければ彼の良さを活かすことは出来ないが、彼自身にも解決する方法はあったはずだ。

■No.15 トロホフスキ 【RH】 4.5

今大会のドイツ代表におけるキーマンとなっていたミューラーの穴を埋めることは難しかったか。左足で強烈なミドルシュートを撃ったが、それ以外には見せ場なし。

■No.16 ラーム 【RB】 5.5

“ラームらしい”ミスの少ないプレイは目に止まったが、チーム状態が悪い時に良い流れを生み出すほどの力はなかった。

■No.17 メルテザッカー 【CB】 6.5

対ドリブラーに苦戦していたことを考えると、フリードリッヒよりもパフォーマンスは劣るかもしれないが、水際でのカバーリングや冷静な応対はこの試合でも確認できた。

■No.20 ボアテンク 【LB】 4.0

彼が“守備専業サイドバック”であったとしても、攻撃参加の少なさとその質の悪さは大きなマイナスポイント。肝心の守備面でも気の抜けたプレイが散見された。

(途中出場)


■No.2 ヤンゼン 【LB】 6.0

52分からボアテンクに代わって出場。攻め手を欠いていたドイツに、「左サイドから崩す」という新たなプランをもたらした。決定的なプレイはなかったが、評価されてしかべるきだろう。

■No.18 クロース 【DH】 5.0

62分からトロホフスキに代わって出場。トロホフスキとは違った、パスワークでのチャンスメイクを試みたが、最後までスペイン守備陣に風穴を空けるまでには至らなかった。

■No.23 ゴメス 【FT】 -

81分からケディラに代わって出場。

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