ウルグアイ代表個人評価（vs オランダ戦）

下記は、オランダ戦に出場した、ウルグアイ代表選手を個別に評価したものである。

■No.1 ムスレラ【GK】 5.5

ファン・デル・ファールトのシュートをファインセーブするなどトータルでは一定水準の出来。失点は不運も重なった。

■No.3 ゴディン【CB】 5.0

故障から復帰。タイトな守備に前半は攻撃参加も見せたが、後半、リードを与えて集中力が途切れたのかロッベンを見失い、追加点を許した。

■No.5 ガルガーノ【OH】 5.5

中盤底のリオスのやや前、トップ下気味で今大会初先発。結果的にはフォルランの先制点、マキシ・ペレイラの追加点と2アシスト。しかし試合を通じてほとんど目立たず、アイディアも打開力も乏しい本職ボランチの彼をこのポジションで使わざるを得ないウルグアイの苦しい台所事情が伺えた。終盤のセットプレーは正確なボールを蹴った。

■No.6 ビクトリーノ【CB】 5.0

この日も代役として全般的には無難なプレイを見せたが、最終的には3失点。ルガーノがいれば・・・という結果となった。

■No.7 カバーニ【FT】 5.5

攻撃から守備への切り替えが速く、序盤からピッチの至る所に顔を出してフォルランをサポート。しかし終盤は足が止まり、ロスタイムの好機にも足が動かなかった。

■No.10 フォルラン【FT】 6.5

ルガーノ欠場でゲームキャプテン。大会初戦以来の最前線に入り、左足で見事なミドルシュートを決めた。セットプレーでも精度の高いシュートを放ったが、スアレスがいないことで厳しくなったマークを崩し切れなかった。

■No.11 アルバロ・ペレイラ【LH】 5.5

攻守にタフさを発揮。アイディアのある選手ではなく、局面では手詰まりになったが左サイドからのクロスはまずまず。それだけに巨漢アブレウ投入の際には彼を残してほしかった。

■No.15 ディエゴ・ペレス【RH】 5.0

今大会、初めてボランチ以外のポジションでプレーしたが、技術的に攻撃面には限界があった。ファン・ブロンクホルストの先制点は相手を褒めるべきだが、彼の寄せが甘かった事も事実だろう。

■No.16 マキシ・ペレイラ【RB】 6.0

積極的なオーバーラップはなかなか実を結ばなかったが、試合終了間際にセットプレーから左足で追撃のゴールを決めた。