下記は、スペイン戦に出場した、ポルトガル代表選手を個別に評価したものである。

■No.1 エドゥアルド 【GK】 7.5

試合後に号泣する彼の姿が印象的だった。数々のピンチを驚異的なセービングで防ぎ、スペイン相手にわずか1失点に抑えた獅子奮迅のパフォーマンスは称賛に値。

■No.2 B・アウヴェス 【CB】 6.5

闘志みなぎる熱いディフェンスはチームに渇を与えた。自分のプレイに集中しつつも、的確なコーチングで周囲にもメリットを与えるなど、彼が挙げた功績は大きい。

■No.6 R・カルヴァーリョ 【CB】 7.0

ユーロ2004でポルトガルが準優勝に輝いた時に見せた、彼の雄姿を回想させるほどの活躍。「全盛期を過ぎた・・・」という論調はこれでかき消されたか。

■No.7 C・ロナウド 【RWG】 5.0

メッシと並び、今大会での活躍が期待された“時代の寵児”はベスト16で去った。FKではタレント性を見せ付けたが、終盤戦にはいら立ちからか軽いプレイに走ってしまっていた。

■No.11 シモン 【LWG】 5.0

守備に回る時間も多く、「いざ、攻撃」という場面でもミスが目立った。彼のような選手がロナウドをサポートできれば、違ったチームになり得たのかもしれない。

■No.15 ペペ 【DH】 7.5

戦術的な理由で後半途中に代えられたが、彼の72分間はパーフェクトだった。バイタルエリアの砦となるだけではなく、積極的なチェイシング、見事なカバーリングを見せた。

■No.16 R・メイレレス 【CH】 6.5

今大会で彼の名前はさらに上がったことだろう。大会を通じてチームの心臓部を担い、この試合でも攻守両面で活躍していた。

■No.18 H・アウメイダ 【FT】 5.0

一度だけDFラインの裏を取ったプレイがあったが、それを除くと凡庸な出来。期待された制空権争いでもプジョルに苦戦。最前線で起点を作れなかった。

■No.19 ティアゴ 【CH】 6.5

守備意識の低いロナウドが右サイドいた時間帯は、彼にかかる負担がこの上なく大きかったが、何事もなかったかのように任務を全う。強烈なミドルシュートもあった。

■No.21 R・コスタ 【RB】 6.0

最後はカプデビラにしてやられて退場になってしまったが、ビジャとの1vs1では勇気が感じられるアタックでボールを奪うなど、右サイドのエリアを封鎖する時間も多かった。

■No.23 F・コエントロン 【LB】 6.5

スペインペースになってからは、対面のS・ラモスに何度も崩されたが、彼の切れ味鋭いオーバーラップは、ポルトガルのメイン武器となっていた。

(途中出場)


■No.10 ダニ 【LWG】 4.5

58分からH・アウメイダに代わって出場。ゼニトで見せていたような個人技は鳴りを潜め、最後までピッチ上に居場所を見つけられなかった。

■No.8 P・メンデス 【CH】 4.5

72分からペペに代わって出場。ケイロス監督は、彼の攻撃センス、展開力を期待して投入したのだろうが、はっきり言って、ペペのままで良かった。

■No.9 リエジソン 【FT】 4.0

72分からシモンに代わって出場。たしかに、「ボールが来なければ仕事はできない」かもしれないが、それを言い訳には出来ないだろう。

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