下記は、ブラジル戦に出場した、チリ代表選手を個別に評価したものである。

■No.1 ブラボ 【GK】 5.0

失点の全てが、彼を責めるよりもスコアラーを褒めたほうが賢明だろう。だが、フィードミス等、失点場面でのミスは触れざるを得ない。

■No.2 フエンテス 【CB】 5.5

時折、気の抜けたプレイはあったが、失点シーンを除けば、L・ファビアーノ相手に“それなり”にやれていた。対人戦では特長を発揮。

■No.4 イスラ 【CH】 5.0

「ここが悪くて、ここが良い」と評価し難い内容。サンチェスとのウディネーゼ・ラインも、この日は光を放てなかった。

■No.5 コントレラス 【CB】 4.5

2失点目でもラインコントロールをミス。「フエンテスの潰しを後ろで支えるという」任務を遂行できぬまま、戦術的交代により、前半戦でベンチに退いた。

■No.6 カルモナ 【DH】 5.5

チリの心臓としてオーガナイザー役をこなしつつ、カカの動きに注視していた。及第点の評価は与えられるだろう。

■No.7 A・サンチェス 【RH/RWG】 5.0

ここ3試合は「良いサンチェス」を見れたが、この日は「悪いサンチェス」を見れた。「全て自分で打開しよう」というプレイは独善的過ぎた。

■No.8 ビダル 【LB/RB】 5.0

パス出し役はそれなりにこなしたが、最初の45分間はマイコンやD・アウヴェスに手を焼き、残りの45分間でも見せ場を作ることが出来なかった。

■No.9 スアソ 【FT】 5.0

南米予選得点王も、怪我明けではこのパフォーマンスが精一杯か。ボールコントロールでは失敗を繰り返し、枠内に飛ばしたシュートもミート出来ていなかった。

■No.11 M・ゴンサレス 【LH】 4.5

「前方にスペースがなかった」というのは言い訳に出来ないだろう。持ち味をまったく発揮できぬまま45分でピッチを後にした。

■No.15 ボセジュール 【OH/ST】 5.0

センターバックのプレッシャーを避けるように動きながらボールを受け取ろうとしたが、ボール扱いでミスを連発。チームメイトも彼のリズムに惑わされた。

■No.18 ハラ 【RB/CB】 5.5

前半戦は右サイドバック。後半戦はセンターバックで出場。“ロビーニョ封じ”の役割を完全に果たしたとは言えず、不満が残った。

(途中出場)


■No.10 バルディビア 【OH】 6.0

46分からM・ゴンサレスに代わって出場。バイタルエリアを巧みに利用し、G・シウヴァを牽制。その高い技術でチームに活気をもたらしていた。

■No.21 テージョ 【LB】 4.5

46分からコントレラスに代わって出場。左サイドからの突破、クロスボールに期待がかかったが、いつもの彼ではなかった。

■No.20 ミジャル 【RH】 4.5

62分からイスラに代わって出場。だが、正直言って、彼よりもイスラのほうがチームに貢献していた。

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら