Slovakia
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0
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0-1
0-1 |
2
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Paraguay
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得点者
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27' 86' |
ベラ リベロス |
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FIFA.com 選定 | Qoly.jp 選定 | |
ベラ(パラグアイ) | ベラ(パラグアイ) |
初戦で前回王者イタリアを相手に引き分けたパラグアイに対して、格下と見られたニュージーランド戦で後半ロスタイムの失点により勝ち点3を逃したスロバキア。そうした前戦からの流れもあってか、試合はパラグアイの完勝に終わった
序盤からスロバキアの最終ラインにプレッシャーをかけてきたパラグアイのペースで推移。初戦と構成を変えたスロバキアの中盤だったが、ボールを受ける動きの質が悪い上にパラグアイ選手のポジショニングの良さや対人の強さに苦しみ、周りの動き出しも鈍いためバックパスからGKが蹴る場面が増えていく。前線のシェスタークは裏へ抜けるプレーが得意だが、高地&ジャブラニ効果で浮き球の距離感覚を掴みづらい状況ではロングボールで裏を狙うのも難しく、途中からトップに入ったヴィテクも前線で時間を作ることができなかったため、結局ヴァイスのドリブルに頼る機会が増えていった。
一方、国内でのプレーや南米予選で環境の変化に慣れているパラグアイは終始落ち着いた戦いぶり。持ち前の激しい守備はもちろん、攻撃ではサイドを広く使いながらギャップを作り出し、先制点の場面では2列目から走りこんだベラが技ありのゴール。その後も安定した戦いぶりで終了間際にセットプレーの流れからリベロスが決定的な追加点を奪い、決勝トーナメントに大きく近づく勝ち点3を手に入れた。