カペッロが発表した、イングランド代表最終メンバー23人の中に、シオ・ウォルコットの名前はなかった。誰よりもその才能を信じ、彼が故障によって長期離脱していた時期も評価を変えなかったカペッロ。しかし、最後の最後のところで、“ウォルコット斬り”を選択。この落選に大きなショックを受けたウォルコットは、指揮官とのやり取りを振り返りつつ、今の思いを語った。

「彼は僕が代表に残れなかったことを『残念に思っている』と言っていたよ。そして、『EURO2012は君にとって大きな大会になる』とも言ってくれた。僕としては、何故落ちてしまったのかを聞きたかったんだけど・・・、残念ながらそのチャンスはなかったんだ」
「本当にガッカリさ。でも、“ミスター・カペッロ”の判断は尊重している。そして、今はイングランドの成功を心から祈っているよ」

なお、ウォルコットと同様に、最終候補メンバーからはマイケル・ドーソン、スコット・パーカー、トム・ハドルストン、ダレン・ベントらが外れた。

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