チェルシーにとって、今夏は“アジア征服計画”のファーストステップとなりそうだ。
“アジア征服計画”はさすがに誇張表現だったかもしれないが、チェルシーは、才能のある西アジア出身の選手を発掘して、クラブの下部組織に入団させるという計画を打ち出した。
具体的には、(インド、パキスタン、バングラディシュ、スリランカ出身の)8歳から13歳までの少年を対象にした大会を29日から31日かけて開催し、そこから6名を選抜。そして、彼らを自クラブのアカデミーに加入されるというものだ。
中国を中心とした東アジアの開拓については、欧州の各クラブも積極的に取り組んでいるが、現段階で西アジアに目を向けているところは少ない。チェルシーの成功次第では、他クラブもこの未知なるゾーンの開拓に参加するだろう。