ガーナ代表は最後の最後までマイケル・エシエンが復帰することを待ち望んだが、遂に諦めた。
ガーナサッカー協会は「チェルシーや代表のメディカルスタッフと協議したが、エシエンの復帰は早くても7月末まで掛かるだろうという結論に達した。それにより、残念ながら、今回はエシエン抜きで戦うことを決意した」と発表。「少しでも早く治ることを祈っている」と付け加えた。
エシエンは1月に行われたアフリカネイションズカップ期間中に膝を痛め、そこから長期離脱。関係者は奇跡的な復活を望み、代表監督のライェヴィッチも「W杯には世界のベストプレイヤー達を見るために観客達が訪れるだろう。アルゼンチンのメッシ。ポルトガルのロナウド、そして、ガーナのエシエンような選手をね。彼ら抜きのW杯はつまらないものになる」と語り、エースの参戦を心から祈っていたが、その願いは叶うことはなかった。