財政面で大きな不安を抱えているウェストハムがエースのカールトン・コールを放出する話は既に紹介したが、ハマーズの将来には暗雲が立ち込めている。
それは放出対象をカールトン・コールだけで済ますことは難しそうだからだ。つまり、エースだけではなく、他の主力を売却しなければならないほどまでにクラブの体力は低下しているのだ。
他クラブの話次第では、クラブと新たに3年契約を結んだマシュー・アップソンや「売られることはない」と言われていたロバート・グリーンもチームを離れる可能性はあるだろう。
また、ハマーズはコールの売却で得た利益を用い、エヴァートンのヤクブやバーミンガムのベニテスを補強するプランも考えているようだ。
できることならば、売却利益はクラブ運営のほうに回したいところだが、さすがにコールの後釜を補強せずに新シーズンを迎えることはできないということか・・・。