まだギャレス・バリーが怪我から復帰出来ないと決定したわけではないが、BBC Radio 5は、「カペッロは、バリーが戻れなかった場合の時に備え、3-5-2へシステムを変えることも考えている」と報道した。
バリーの穴を埋める人材として、マイケル・キャリックやスコット・パーカーが候補に挙がっているが、彼らの可能性に賭けるよりもシステム変更により、チーム力をキープするというプランだ。
直前でのシステム変更はリスクが伴うが、同局は「まだ本大会まで同システムを試す時間もある」と付け加え、その信憑性をアピール。それが真実であれば、24日に行われるかメキシコ戦か、30日に行われる日本戦の親善試合が新システムのお披露目式になるかもしれない。
ちなみに、イングランド代表が3-5-2を使用した代表的な試合は4年前のクロアチア戦。この試合は、かの有名なポール・ロビンソンの“バックパス空振り事件”もあり、2-0で敗戦している。