ブラジル代表のドゥンガ監督がワールドカップに挑むブラジル代表23人を発表。

今シーズン、ミランで永い眠りから覚め復調して代表復帰を期待されたロナウジーニョはやはり招集されなかった。“皇帝”アドリアーノ、“神童”アレシャンドレ・パトもメンバーから漏れ、4人目のFW枠には昨季ドイツ・ブンデスリーガの得点王グラフィッチが選出されている。アドリアーノは母国へ復帰した昨年、フラメンゴを17年振りの全国選手権制覇へと導いたが、今年に入ってからは体調が万全ではなくそのパフォーマンスを非難する声もあった。またインテル時代に度々指摘された遅刻、無断欠席などをフラメンゴでも報じられており、規律を重んじるドゥンガが懸念した可能性もあるだろう。

マルセロらが伸び悩み、ロベルト・カルロスの穴が埋まらない左サイドバックは昨年のコンフェデよりアンドレ・サントスがポジションを掴んだかに思われたが、所属クラブでのスキャンダルを昨年末に報じられて以降はその名が消え、今年3月に代表復帰した34歳ジウベルトと予選未出場のミシェウ・バストスが入っている。

GK
ジュリオ・セーザル (JULIO CESAR) インテル (イタリア) 1979.9.3
ドニ (DONI) ローマ (イタリア) 1979.10.22
ゴメス (GOMES) トッテナム・ホットスパー (イングランド) 1981.2.15
DF
ジウベルト (GILBERTO) クルゼイロ 1976.4.25
マイコン (MAICON) インテル (イタリア) 1981.7.26
ルシオ (LUCIO) インテル (イタリア) 1978.5.8
チアゴ・シウヴァ (THIAGO SILVA) ミラン (イタリア) 1984.9.22
フアン (JUAN) ローマ (イタリア) 1979.2.1
ルイゾン (LUISAO) ベンフィカ (ポルトガル) 1981.2.13
ミシェウ・バストス (MICHEL BASTOS) リヨン (フランス) 1983.8.2
ダニエウ・アウヴェス (DANIEL ALVES) バルセロナ (スペイン) 1983.5.6
MF
クレベルソン (KLEBERSON) フラメンゴ 1979.6.19
ラミレス (RAMIRES) ベンフィカ (ポルトガル) 1987.3.24
エラーノ (ELANO) ガラタサライ (トルコ) 1981.6.14
ジウベルト・シウヴァ (GILBERTO SILVA) パナシナイコス (ギリシャ) 1976.10.7
フェリペ・メロ (FELIPE MELO) ユヴェントス (イタリア) 1983.8.26
ジュリオ・バチスタ (JULIO BAPTISTA) ローマ (イタリア) 1981.10.1
ジョズエ (JOSUE) ヴォルフスブルク (ドイツ) 1979.7.19
カカ (KAKA) レアル・マドリー (スペイン) 1982.4.22
FW
ルイス・ファビアーノ (LUIS FABIANO) セビージャ (スペイン) 1980.11.8
ニウマール (NILMAR) ビジャレアル (スペイン) 1984.7.17
グラフィッチ (GRAFITE) ヴォルフスブルク (ドイツ) 1979.4.2
ロビーニョ (ROBINHO) サントス 1984.1.25

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