開幕前は優勝候補でありながら、気付いてみればCL出場権を逃す惨たる結果で終わるユヴェントス。「来季の監督はラファ・ベニテス」とか「フェルナンド・トーレスとベニテスをセットで!」などと景気の良い噂がたくさん出回っているが、今度はかつてのエース、ズラタン・イブラヒモヴィッチの再獲得の噂が出回っている。
トゥットスポルト紙によれば、ユーヴェの新会長のアンドレア・アニエリ氏は、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長にイブラヒモヴィッチが移籍可能か尋ねようとしている模様だ。
イブラヒモヴィッチがユヴェントスを去ったのはカルチョポリのあった2006年。インテルでも結果を残し、世界的なストライカーとなった。そして、昨年の夏、4,500万ユーロにサミュエル・エトーの移籍を加えてバルセロナへ移籍した。現在は年俸1,200万ユーロのイブラヒモヴィッチだが、ユヴェントスに現在の彼を養うだけの余裕はあるのであろうか。そもそも、「出戻り」が功を奏したケースは余り多くはない・・・。