昨年7月に行われた、インタートトカップ、対オーデンセ戦で負った故障の影響で、今季は最後まで戦列に加わることが出来なかったヴィルフレート・ボウマ(バウマ)。

クラブが31歳のディフェンダーに突き付けた答えは、6月以降の契約は結ばないというものであった。

だが、当然、監督であるマーティン・オニールは、彼がこれまでクラブに与えてきた功績を忘れておらず、2005年にPSVから加入し、90試合の出場数と1得点を記録したベテランの労をねぎらいながら、手向けの言葉を送った。

「私は彼に対して最大級の敬意を表したいと思う。彼はチームに対して常に好影響を与えた選手であった」
「彼はこれまで『元のレベルに戻ってやる』という強い意志を胸に、自分自身の怪我と真摯に立ち向かってきたが、今後、彼がベストを尽くせることを心から祈っている」

まだバウマ自身の口から現役続行のメッセージは発せられていないが、彼の力を借りたいと思うクラブはきっと数多く存在するはずだ。

ボウマの故障シーン

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