ウェイン・ルーニーが新銀河系軍団の次のターゲットと言われて久しい。リーグ戦では26ゴール(37節終了時)を挙げ、クリスティアーノ・ロナウドの去ったマンチェスター・ユナイテッドを力強く牽引し続けたシーズンであった。
そんなルーニーを来季の目玉に狙うレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、ルーニーの移籍を実現するために、現金にマアマドゥ・ディアッラとカリム・ベンゼマを付けて、総額7,000万ポンドのオファーを準備していると言われている。
もちろん、スペイン発の“作文”の可能性も高いが、昨夏のレアル・マドリーの動きを見れば、可能性がゼロであると断言するのは難しいが、マンチェスター・ユナイテッドも首を縦に振らないと断言するのも難しい。何故なら、ルーニーとの契約延長交渉はワールドカップ終了後に持たれるとの事。つまり、「最も評価が高まった時」と考える事もでき、そのタイミングとシチュエーションによって、ルーニーの未来が決まると考える事もできるからだ。