W杯が刻一刻と迫り、日本代表の最終メンバー23人の中に誰が入るか気になってはくるが、熾烈を極める各国の23人争いからも目が離せない。今稿では、その生き残りのために猛アピールを見せるSurviver達を紹介してみたい。

今回紹介するのは、欧州では無名に近いボランチ、ガーナ代表のエマヌエル・アギェマン・バドゥだ。


Emmanuel Agyemang Badu
エマヌエル・アギェマン・バドゥ

昨年のU-20ワールドカップの優勝メンバーであり、そのとき既にU-23代表にも飛び級で入っていた。その活躍から1月に行われたアフリカネイションズカップの代表に招集され、若干20歳ながらボランチのレギュラーを獲得、大会準優勝に大きく貢献した守備的ミッドフィルダー。

クラブレベルではまだ欧州でまともにプレーしていない。もしワールドカップ本大会に出場できれば、彼にとって人生最大のチャンスとなるだろう。


Personal Data
生年月日 1990.12.2 (19歳)
身長/体重 182cm/79kg
現所属クラブ ウディネーゼ
利き足

Career
YearClubApp (Gls)
2007-2008
2008-2009
2009
2010-
Berekum Arsenal
→ Asante Kotoko
→ Recreativo
Udinese
19 (7)
18 (2)
0 (0)
1 (0)

National Team
YearClubApp (Gls)
2007-2008
2008
2008-
Ghana U-20
Ghana U-23
Ghana
10 (4)
7 (2)
11 (0)

Evaluation
Web Magazine Qoly評価

献身的なプレーが魅力の守備的ミッドフィルダー。また右足から放たれる直接フリーキックは強烈な威力を誇る。アフリカネイションズカップでは5試合全てにフル出場し、安定したプレーを見せた。

ガーナ代表のボランチはエッシェン、アッピアー、ムンタリと大物が揃うが、その全てがコンディションに不安を抱えている。既に実績を残している彼にポジションが回ってくる可能性も大いにあるだろう。

攻撃力 ★☆☆☆☆
守備力 ★★★☆☆
得点力 ★★☆☆☆
安定感 ★★★☆☆
スピード ★★☆☆☆
スタミナ ★★★☆☆
フィジカル ★★★☆☆
ワールドカップ出場予想値
50

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