Inter
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3
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1-1
2-1 |
1
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Barcelona
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スナイデル マイコン ミリート |
30' 48' 61' |
得点者
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19' |
ペドロ |
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マン・オブ・ザ・マッチ | |
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スナイデル(インテル) | スナイデル(インテル) |
バルサのポゼッションサッカーを逆手に取ったインテルが、3-1で完勝を飾った。
試合はインテルが相手の出方を伺う守備を敷いたことにより、静かな立ち上がりで開始。バルセロナ側は、このインテルの戦法を戦前から予想していたはずだが、物の見事にハメられてしまった。中盤と後方の2ラインが、しっかりと連動しながらバルサのパスコースを潰していく効率的な守備網を敷き、特にメッシやイブラヒモヴィッチへの供給路を集中して絶った。
故障明けで体の重そうだったイブラ、“いつもの”神通力が鳴りを潜めたメッシのパフォーマンス自体も褒められたものではなかったが、バルサ最大の武器に鍵をかけたインテルの組織的守備に称賛を送ったほうが賢明だろう。
試合は、先制点こそ奪われたものの、前半30分にスナイデルのゴールでインテルが同点に追いつくと、しきりにバックラインの裏を突くダイレクトプレイで追加点を奪い、3-1で逆転。
試合前に「ボールポゼッションには興味がない」と語っていたモウリーニョ。「雌雄を決するのはポゼッション率ではなく、ゴール数だ」と強調していた彼のバルサ対策が冴え渡った試合となった。